今や無くてはならないコミュニケーションツールとして利用率は6割とも言われている「LINE」。
そのLINEが「仮想通貨による決済の導入を検討している」というニュースが舞い込んできました。
果たしてLINEで仮想通貨決済ができるようになるのか、そしてビットコインは使えるのか、詳細をまとめてみました。
LINEペイ×仮想通貨は実現するのか
無料通話・無料メールアプリ大手のLINEは、ビットコインなどの仮想通貨を自社の電子マネーに組み込むことなどにより、LINEを通じた決済や支払いを可能にするようなサービスの導入を検討している。複数の関係者が明らかにした。
参考:Bloomberg
報道によると国内外の仮想通貨取引業者と具体的な連携について協議しているとのこと。
てっきり日本の取引業者かと思いましたが、連携先は海外の業者である可能性もあるようですね。
日本国内では中心的なコミュニティとして圧倒的なシェアを誇っているLINEですが、近年はその成長は止まっている様子です。
そこでLINE株式会社は更なる飛躍に期待して、この新しい「仮装通貨導入」への取り組みを意思表明したのではないかと考えられます。
LINEペイはたくさんの事に利用出来、老若男女問わず様々な利用者数がいます。
一旦「LINE Pay」の仕組みや出来る事について説明致します。
LINEペイで出来る事
まず初めに、LINEペイとはどういう機能なのかを簡単に説明致します。
LINEペイでの最大のメリットは、LINEポイントが貯まる事です。
100円で2ポイント分が付与されます。それが魅力になります。
LINEペイで出来る事は以下の通りです。
- チャージ
- 送金
- 送金依頼
- 受け取り
- 出金
- 決済
クレジットカードの登録・銀行口座の登録もLINEペイ登録後に行えます。
知人や家族・友人にも送金・受け取りが可能で、お店でも使える電子マネーがLINEペイというシステムになります。
割り勘の機能が便利
LINE Payでは便利な機能がたくさんあります。
その一部がこの割り勘システム。
まず1人に送金をお願いする場合は、
このように、送金依頼をして相手に通知を出せます。
そこで相手側が受理したら送金されるという仕組みです。
ここまでは分かりやすいかと思います。
割り勘のシステムはこちらです。
この画像のように、割り勘システムというものがよく若者の間で使われています。
飲み会等で全てLINE Payで支払う時に、相手を指定して自動で一人分の飲食代を割ってくれるので、スムーズに支払いが出来ます。
全体の代金も打ち込めますので、実際に全員が納得したうえで割り勘を行ってくれるため、よく利用されているサービスです。
今後ビットコインが主流通貨に食い込んできた時にでも、割り勘システムを用いて全員のビットコインを分割出来るようになるのかもしれません。
LINE Payカードとは?
店舗やインターネット上でのお買い物の時にLINEPAYカードを利用出来ます。
元々チャージした分のお買い物まで出来ますので、簡単なクレジットカードのような位置付けになります。
現在「LINE Pay カード」を使用出来る場所は、
- 約3,000万店舗(コンビニやスーパー等国内外のJTB加盟店)
- インターネット通販
になります。
つまりほとんどの有名チェーン店でカードの利用が出来ますので、お買い物が楽になり、さらに100円分で2ポイントの付与も貰える、かなりお得なメリットがあります。
LINEペイカード申し込み方法は?
「LINE Pay カード」の申し込み方法はとっても簡単です。
お好きなカードのデザインを選び、氏名・住所を入力します。
1~2週間後にカードが届きます。
カードが届いたら3桁のセキュリティコードを入力して利用手続きをします。
これで終了です。
このLINE Pay カードがあると、よく皆さんが開くLINEで残高確認が出来るので、クレジットカードが怖いという方でも安全に管理出来ると思います。
LINE Payとビットコインの関係性
ビットコインは電子マネーでも有形のお金でもありません。
コインと言われるとゲームセンターのようなコインを連想すると思いますが、実際形はありません。
ウォレットと呼ばれる中に仮装通貨であるビットコインが入っているイメージです。
これが今後、LINE Payの中にチャージ出来るような仕組みになってくると思います。
残高表記の隣に、〇〇〇BTC(ビットコインの単位)という項目が出来るのかなと考えました。
これならば世にビットコインが浸透した時に、ビットコインで買い物や送金を出来るシステムになりますので、LINE株式会社は先手を打ってこの「仮装通貨」に目をつけたのでしょう。
具体的に決定事項ではありませんが、実現可能な案件であると考えられます。
ビットコインについてよくわからない方はこちらをご覧ください。